【おすすめセグメント】継続率が5%アップ!N日間未起動ユーザー

継続率をupさせるプッシュ通知

アプリ運用の重要なKPIに「継続率」があります。

ダウンロード翌日継続率、3日後継続率、7日後継続率、30日後継続率…という形でつかわれることが多いと思いますが、この継続率、プッシュ通知の工夫で向上させる事が可能です。

最もおすすめなのは 「N日間未起動ユーザーをセグメント」したプッシュ通知です。未起動ユーザーに対しては、アプリの魅力を訴求するようなキャンペーン情報や、イベント情報、「いいねしてみよう!」といった基本機能を配信することで、通知が開封されやすく、継続率の向上につながります。逆に毎日利用しているユーザーにはガチャ情報や、マニアックな機能などを訴求するのが有効です。

これらを混同してしまうと、うっとうしく捉えられてしまいプッシュ通知そのものを拒否されてしまう事もあるため、セグメント配信が重要となります。

Growth Pushでは柔軟なセグメント作成が可能で、5日間未起動ユーザーに対して最適なプッシュ通知を配信したところ、継続率が3%も伸びた事例もあります(当社調べ)

ここではその作成方法についていくつかの手順に分けて説明します。

1. 起動イベントの取得

何日間起動していないユーザーというセグメントを作るためには、その基準となるユーザーがアプリをインストールして立ち上げたのがいつか知らなくてはいけません。

Growth Pushにて起動イベントを取得する場合は、Growthbeat SDK 初期化とは別に、アプリ起動する時に起動イベント「Launch」を送信して下さい。イベントについての詳細は「 イベントとは」を参照してください。

実装方法

iOS
[[GrowthPush sharedInstance] trackEvent:@"Launch"];
Android
GrowthPush.getInstance().trackEvent("Launch");

詳しい実装方法は「 ガイド」を参照してください。

2. N日の部分を計算

後で記述するセグメントの作成の際にユーザーがアプリを起動してから何日たったのかの何日の部分を出します。この日数は 管理画面から登録する場合と API から登録する場合では時間の単位が異なります。管理画面から登録する場合には、n 時間前と登録します。一方 API からは n ミリ秒で登録をします。それぞれの日数の計算は以下のようになります。

  • 管理画面から登録する場合は、24 * 日数
    • 例:2日前 = 24 * 2
  • API から登録する場合は、24 * 60 * 60 * 1000 * 日数
    • 例:2日前 (172800000 milliseconds ) = 24 * 60 * 60 * 1000 * 2

3. セグメント作成

管理画面からの場合

例1:7日間未起動のユーザーにプッシュ通知を配信する。

7日間=168時間、起動イベント(Launch)が一度も発生していない(NOTを設定) ユーザーをセグメントします。

例2:7日間未起動のユーザーにプッシュ通知Aを配信し、14日間未起動のユーザーにプッシュ通知Bを配信する。このとき、AとB両方受け取るユーザーは存在させないようにする。

AとB両方受け取るユーザーを防ぐため、プッシュ通知Aを作成するにあたり、上述の例1に下記の条件を加えセグメント作成し、プッシュ通知設定を行います。

プッシュ通知Bは、上記例1と同様に別途セグメント作成し、プッシュ通知設定を行います。

APIからの場合

Growth Push

POST : https://api.growthpush.com/3/segments
Name Type Required Default Options Notes
applicationId String YES アプリケーションID
credentialId
String YES クレデンシャルキー
name
String YES 名前
query
String YES  配信対象の絞込クエリ(JSON)

Growth Message 

Growth Analytics の Update Segment を参照してください。PUT メソッドを使用していて該当するセグメント名がない場合に新規作成になります。