プッシュ通知のレポート画面の見方。総人数、イベント発生数とは?

プッシュ通知の結果は、配信一覧画面の「レポート」ボタンより閲覧することができます。

この画面には、「総人数」や「イベント発生数」という数値情報が表示されます。

「総人数」は、プッシュ通知を配信した対象のユーザー数です。
「イベント発生数(Unique)」は、プッシュ通知を配信した対象のユーザーのうち、レポート画面で選択されている「イベント」を発生させたユーザーの人数です。
「イベント発生数(Total)」は、プッシュ通知を配信した対象のユーザーが、レポート画面で選択されている「イベント」の発生させた総数です。

レポート画面の上部には、イベントの選択欄があります。

ここでたとえば、「Launch」イベントと「総人数(Unique)」を選択した場合は、
グラフに表示されるのは「該当のプッシュ通知を受け取ったユーザー」かつ、「アプリを起動したユーザー」の人数です。

下記のプッシュ通知は、578,029人にプッシュ通知を配信しており、アプリを起動したユーザーが6,763人(1,17%)ということがわかります。
「イベント発生数(Unique)」の欄に表示される数値も同様です。

Growth Pushでは、アプリの起動以外のさまざまな箇所にイベントを設定することができ、
使い方次第では、さまざまなユーザー行動の人数に対してプッシュ通知がどのような効果を与えたかを検証することができます。
たとえば、写真を投稿するようなアプリでは「PostDiary」というような写真の投稿を計測するイベントを設定することができます。
もし「Launch」以外のイベントを計測している場合は、レポート画面でそれを選択することができます。

ここで「PostDiary」イベントと「総数(Total)」を選択すると、
表示されているグラフは「該当のプッシュ通知を受け取ったユーザーが写真を投稿した」回数となります。

下記のプッシュ通知は、578,029人にプッシュ通知を配信しており、ユーザーが写真を投稿した回数が540回(0.09%)ということがわかります。
「イベント発生数(Total)」の欄に表示される数値も同様です。

「総数(Total)」は指定期間内に該当イベントが発生した回数の合計であるため、イベント発生数の割合が100%を超える場合があります。

イベントを発生させたユーザー数を確認したい場合は、「総人数(Unique)」に切り替えてください。

レポートのグラフはそのイベントが送信された件数のグラフですので
送信しているイベントが同一であれば、「配信Aのイベント」「配信Bのイベント」というような概念ではなく、
配信Aからも配信Bからもイベントを集計しているという形になります。
また、指定期間で送信されたイベントを元にグラフ表示しているため、配信時間前にもイベント発生数が表示されます。

イベントデータの送信がされていない場合は、「There is no event」と表示されます。